便秘外来がある

便秘で病院を訪れる際、肛門科や胃腸科、消化器内科、子供の場合だと小児科、妊婦の場合だと産婦人科など、さまざまなところで診てもらうことができます。全国でも数が多いため、診てもらいやすいです。その他にも便秘外来という便秘を専門でみてくれる病院もあります。便秘専門ですのでより詳しく診断してくれ、治療を行ってもらえます。最近増えてきていますが、まだ数がかなり少ないです。便秘外来もまずは詳しいカウンセリングから始まります。排便の有無や生活習慣、下剤など便秘薬を飲んでいるか、血便の有無などです。

その次に、お腹の触診です。お腹の張り具合や便のたまり具合などを見ます。そして腹部のレントゲンや血液検査を行います。もし何か病気が原因の便秘であれば、この時点ではっきり原因が分かるかもしれません。それから、大腸内視鏡検査です。絶対受けなければいけない検査ではないのですが、今まで受けたことのない人や、血便が出ている人などは受ける場合が多いです。

この検査では、大腸がんや大腸ポリープなど大きな病気を見つけることができる大事な検査です。もし慢性的な便秘で悩んでいるのなら、何か重大な病気が隠れているかもしれないので、便秘外来など専門的な病院でより詳しく診てもらうことも大切です。

病院でする治療方法

家での生活や食事などの便秘改善方法を試してもなかなか効果がみられない場合、病院で治療をすることになります。まず病院では、便秘の根本的な部分から改善します。それは、一日の水分量はたりているか、食事はバランスよく一日三回きちんととれているか、善玉菌を増やす生活をしているか、適度な運動をしているか、きちんと毎日決まった時20間にトイレに行っているかなどカウンセリングをしっかり行い、何が原因かを探っていきます。そして、レントゲンをとります。

便の形や色、何日出てないのか、また出る際に何か違和感や問題はあるのかなど、便についても詳しくカウンセリングを行います。そして医師の元、毎日の生活改善をしていき、それでも改善できなかった場合には下剤や便秘薬を使う薬物療法になります。下剤は間違った使い方をしてしまうと常用性があるのでとても危険です。薬局などで手軽に試すことができますが、きちんと医師に処方してもらった下剤を飲むことが大切です。きちんと自分に合った薬をだしてもらえるので効果がかなり期待されます。

そして、一週間程度の便秘だと通院でよいのですが、二週間ぐらいのひどい便秘や腸閉塞など他の病気が見つかった場合など、症状によっては入院しないといけないこともあります。症状によって異なりますので、しっかりと自分がどの程度なのかを伝えるようにしましょう。

便秘は万病の元である

昔から便秘は万病の元と言われ、さまざまな病気を引き起こすきっかけになっています。例えば、消化しきれなかった食べ物が時間と共に腐敗していくので、ガスを発生させます。そのガスは有毒で、血液に入り込んでしまいます。血液は全身を巡っているわけですから、全身に影響を与えてしまうことになり、血液だけではなくリンパも関係してきます。そうすると、老化現象やむくみ、高血圧、肌荒れ、血液の病気、冷え性などさまざまな病気を引き起こす元になります。この有毒ガスは、全身に巡ると他の箇所でもがんを引き起こす原因になる場合もあり、かなり危険です。

次に、長期間便を出すことができずにいると便が固くなる場合も多いので、出すのに時間がかかり、長時間力を入れることになります。そうすると肛門に負担がかかってしまい、いぼ痔や切れ痔になってしまいます。そして、大腸には体に良くない善玉菌と体に良い悪玉菌、そして善でも悪でもなく、腸内環境で変わる日和見菌がいます。この悪玉菌が増えることにより、大腸がんや大腸ポリープを引き起こすきっかけになります。大腸がんやポリープは命に関わってくる場合もあります。そのため、便秘は体に良くないことばかりのため、改善していかなくてはなりません。

日常生活の中でできることがいくつもあります。まず、夜寝る前と朝起きてからコップ一杯の水を飲むことです。すると、腸に刺激がいきぜん動運動が活発になります。そして、ヨーグルトといった発酵食品や野菜などの食物繊維、善玉菌を活性化させ便秘改善に役立つオリゴ糖を積極的にとることや適度な運動をし、しっかり睡眠をとることが大切です。

病院での治療方法を解説していきます。